衛生的な問題をも抱える真性包茎では手術がおススメ

衛生的な問題をも抱える真性包茎では手術がおススメ

日本人男性の約80%と多くの方が悩まれているという包茎は、それ自体決して病気であるということではありませんし、必ず治療をする必要があるという訳でもありません。しかし、包茎によるデメリットを感じる方も多いのではないでしょうか。
常に亀頭が包皮に包まれている包茎の場合、分泌物や残った尿が包皮と亀頭の間に溜まることになり、恥垢が溜まりやすい状態です。包茎の方の、常に湿りがちな亀頭と包皮の間は様々な病原菌を繁殖させる温床になり易いと言われています。
包茎には、包皮が剥ける度合いによって、大きく3つに分けることが出来ます。
日本人男性の中で最も多いとされるのが、仮性包茎です。平常時には亀頭が全部又は一部包皮に包まれている状態ですが、勃起時には亀頭を覆っていた包皮がスムーズに剥け、亀頭が露出されるレベルの包茎です。
次に多いのがカントン包茎です。包皮口が狭いので、勃起時など亀頭が露出しようとすると、包皮が剥けることは可能なのですが、亀頭の下の部分に締め付け感があるなど、スムーズに包皮が剥けることが無いレベルです。
一番問題なのが、包皮口が狭いが為に、平常時は勿論、勃起時にも包皮を剥くことが出来ない真性包茎です。亀頭が露出されることがないレベルのもので、包茎の中でも一番深刻なものです。
辛うじて包皮を剥くことが出来る仮性包茎やカントン包茎のレベルであれば、入浴時などに意識的に清潔を保つよう心掛けれることで、清潔を保つことが可能ですが、全く包皮を剥くことが出来ない真性包茎の場合状況は異なります。衛生面での問題が生じる為です。
日本人の80%は包茎であると言われていますし、包茎が原因で何か不都合を感じていない状況であれば、特別手術を考える必要はないと思います。真性包茎やカントン包茎で衛生的にも問題を抱える方や、勃起時に剥けた包皮の締め付けで亀頭下に痛みを伴う時などには、包茎手術をおススメしたいと思います。